黄金ガニ

毎年12月〜2月は、本ズワイガニ(越前ガニ、松葉ガニ)漁の最盛期です。

その獲れた本ズワイガニ(越前ガニ、松葉ガニ)の中に、ごく稀に変わったカニが入ります。

石川県の金沢港で有名な黄金ガニ

もちろん、糸魚川でも水揚げされます。

知っている方は、糸魚川市内の鮮魚店へ入荷連絡をお願いしているくらいです。

ただ1000~2000匹に1匹の割合でしか、水揚げされることがない。

そもそも、黄金ガニとは。

本ズワイガニ(越前ガニ、松葉ガニ)とベニズワイガニの合いの子です。石川県では、超希少価値のある品として扱われます。

名称がややこしいので、他のズワイガニなどの名称を説明します。

  • 越前ガニ 福井県で水揚げされるズワイガニ
  • 松葉ガニ 山陰地方で水揚げされるズワイガニの総称
  • 香住ガニ 兵庫県で水揚げされるズワイガニ
  • 香箱ガニ 北陸地方で水揚げされる雌のズワイガニの総称

黄金ガニの味は?

濃厚な甘さ・弾力ある身と評価されております。

甘さは、ベニズワイガニ。弾力ある身は、本ズワイガニ。

濃厚な味噌と評されますが、濃厚な味噌は双方のいいとこ取りと思われます。

なぜ黄金ガニと呼ばれるのか?

茹で上がると、口の周りが黄金色になることから、そう言われているようです。

でもなかなか合いの子がいない。それはなぜか?

日本海側の大陸棚に生息しているベニズワイガニと本ズワイガニの生息する水深が異なるため。

  • ベニズワイガニは、深い場所
  • 本ズワイガニは、浅い場所

金沢近海では、双方のカニが一緒に生息する場所があることから見つかるそうです。

では糸魚川の海では?

糸魚川近海は、急深になっておりますので、
ベニズワイガニと本ズワイガニの獲れる場所の直線距離が短い。
すなわち、一緒に生息する可能性が高い。
昔はかなり獲れたので、珍しいものでもなかったようですが、最近は減ってきたそうです。

(上:本ズワイガニ 下:黄金ガニ)
(上:本ズワイガニ 下:黄金ガニ) 写真提供:上越漁協協同組合
(上:本ズワイガニ 下:黄金ガニ)
(上:本ズワイガニ 下:黄金ガニ) 写真提供:上越漁協協同組合

上記画像は、本ズワイガニと黄金ガニの比較写真です。

サイズが違いますね。ひっくり返すと、お腹も赤みがかかってます。

ぜひこの時期に、糸魚川へ観光にお越しください。

もしかしたら、鮮魚店に並んでいるかもしれませんよ!

黄金ガニ
黄金ガニ 写真提供:上越漁協協同組合